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鉄筋工事はこんな仕事!!!

Apr 25, 2023
本記事では、鉄筋工事の概要や種類、工事の流れについてご紹介します。
目次
鉄筋工事とは
鉄筋工事とは

鉄筋工事とは、建物の骨組みである鉄筋を作る工事です。
図面に沿って鉄筋を組み上げて、建物の基礎となる骨組みを作ります。
完成したあとの建物から鉄筋は見えませんが、建物の寿命を左右する重要な工事です。
鉄筋は、ビルや橋梁、トンネル、高速道路など、さまざまな建設工事に用いられているため、需要も高いです。

鉄筋工事の種類

鉄筋工事は、大きく分けて以下の2種類の工事があります。

鉄筋加工組立て工事

鉄筋加工組立て工事は、鉄筋の配筋と組み立てを行う工事です。
鉄筋を図面通りに曲げたり切ったりした後、建物の構造にぴったりはまるように加工を施します。
加工された鉄筋は現場に運搬され、施工図通りに組み立てを行います。

鉄筋継手工事

鉄筋継手工事は、配筋された鉄筋を接合する工事を指します。
工法は、主に以下3種類があります。

  • ガス圧接継手
     鉄筋の端同士を突き合わせ、加熱と加圧を行い、鉄筋を一本化する工法です。
  • 溶接継手
     溶接継手は、鉄筋の端同士を突き合わせ、アーク溶接または瞬間的に電気を流して
     一本化する工法です。
  • 機械式継手
     スリーブを鉄筋の端部に被せ、スリーブの嚙み合いやネジの接合を利用して
     一本化させる工法です。
鉄筋工事の作業の流れ


STEP 1

加工帳、施工図作成

お仕事を頂いた現場からもらう図面は、建築関係者全体がわかるように描かれており、鉄筋屋がそれをみて、現場で鉄筋をいきなり取り付けするようなことはしません。

仕様書と図面から適切な材料を選択、鉄筋の加工形状や数量を見積もり、加工場に発注したり、現場の職人が材料を見て取り付けができるように施工図を作成します。


STEP 2

鉄筋加工

現場で取り付ける鉄筋は、必要に応じて加工(適切な長さに切ったり、曲げたりすること)をしなければなりません。 鉄筋加工場では、各現場より出された加工帳をみて、鉄筋を加工し、そして、現場へ材料を送ります。


STEP 3

配筋、段取り

加工場より送られた材料を作成された施工図をもとに鉄筋を取り付けていきます。 ある程度経験がある者が施工図をみて、作業の段取り、または配筋の指示をし、鉄筋を組み立てていきます。


STEP 4

組み立て

そして、鉄筋を結束。きれいに見栄え良くまとめて、取り付け完了。 結束も熟練の職人にかかれば、水平垂直平行にきれいにまとまります。


STEP 5

自主検査

鉄筋はコンクリートに隠れ、最終的に見えなくなります。だからといっていいかげんな仕事をして良い訳ではありません。組み立てられた鉄筋は、会社の製品です。 製造会社が自社の製品を検査し、品質を維持する事は、当たり前のことです。

上記一連の流れが、鉄筋工の仕事となります。 この後の工程で第三者機関等が配筋検査を行い、コンクリート打設へ各業者が準備していきます。


#鉄筋工事#板橋区鉄筋会社#鉄筋#ミヤビ工業

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